そろそろぶどうが・・・
とうとうやってきました、地獄のぶどうのシーズンが。水がまわってきて動きだしてるんで、もうすぐ発芽します。
発芽前にやっておかないといけない消毒があるんですが、時間もないし、この週末から雨続くんでやべーなーと•••。
今日、明日逃すともうできないんで仕事終わりにできるとこまでやりました。
さっぱりおもんない話なんだけど、来年のために今年はちゃんと記録を残していきましょう!
怖い怖い黒とう病、晩腐病対策の殺菌剤のベンレート。これは発芽前に散布が必要です。200倍で希釈します。100g入りで、今回20ℓの用意なんで全部使います。
それから殺虫剤のマラソン。2000倍希釈なんで10ccです。もうひとつ、展着剤にダインを入れます。これは塩少々的な感じでポタポタっと。
本来はここでの害虫対策はマラソンではなく石灰硫黄合剤ですが、用途間違えるとマジでやばい薬なんで当園では使用を見合わせてマラソンに変更しました。
まず先にベンレート液を作ってからダインとマラソンを加用します。ここでしっかり撹拌してあげることが重要です。
作った液を10ℓ噴霧器に投入。これを担いで2回分。2回終わったところで真っ暗になったんで一旦終了。最後は見えなかったんでかなり適当。残りは明日やるしかない•••。
農薬の話ばっかりしてると怖くなると思いますがご安心を。そもそも日本では農水省の厳格な審査を経た薬しか認可されませんし、当園でも適当にやっているわけではなく、用法・容量・使用回数・組み合わせ、時期等、あらゆる決まりごとを厳格に守って防除計画をたてています。収穫前は残留が無いようガイドラインに沿って手入れしていますので、安心して皮ごと食べられるぶどうになっています。有機肥料も使いながら極力農薬使用を少なくしていくつもりです。ただ、ぶどうなんかは完全無農薬でいくと、奇跡的に木が生きたとしても実は大きくならず、実がなっても虫食いや菌でボロボロになって食べられるような代物にはなりません。
こうやって見るからに美味しそうなぶどうは適切な防除やまめな手入れをしてあげないと、放ったらかしではできません。これがぶどう栽培が家庭菜園ではハードルが高いとされる所以です。
というわけで、今年は備忘録と結果的にトレーサビリティにもなるので、防除やその他作業も全部記録残していこうかな•••、とは思ってますけど、そもそもこれ本業でも副業でもないから、このへんの多少の手抜きは勘弁してもらいましょう!
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