【ぶどう】飛び玉が始まりました
ブラックビート、伊豆錦、陽峰で飛び玉が見られました。ここからは縮果症や裂果との勝負!ただ、これらは雨や気温といった環境にも大きく左右されます。結局のところ、ぶどうもまだはっきり分かっていないことがたくさんあるので、農家さんも失敗の繰り返しです。何事もなく収穫できることなんてまず無いんですよ…。
色付き始めた品種を紹介します。
品種:ブラックビート
交配:藤稔×ピオーネ
黒系同士の掛け合わせ品種なので、着色は問題ないと思います。赤系は近年の温暖化で着色させるのが難しいんですよ。K‘s Gardenでも去年は赤系の着色に苦労しました。ぶどう農家も着色管理が容易な緑系や黒系品種に切り替えるところも多いようです。
品種:伊豆錦
交配:カノンホールマスカット×巨峰×カノンホールマスカットの戻し交配
ピオーネの生みの親である井川秀雄氏によって1970年に育成された品種です。品種登録前に他界され、その後1976年に井川公氏(息子の奥さん)によって出願され、1980年に品種登録されました。親子2代でバトンされた品種です。
品種:陽峰
交配:巨峰×アーリー・ナイアベル
K’s Gardenのエース。毎年収穫一番手で、何故かは全く分かりませんが、大きな生理障害や病気も少なく、キレイな房に仕上がります。8月上旬には収穫できるでしょう。香りが強く、収穫前には圃場が陽峰の香りで包まれます。
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